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業務系システム開発の仕事(SE)には向き不向きが激しい

 こんにちはジョンたろうです。今回はシステム開発(SE)のお仕事って向き不向き、好き嫌いが激しいんですよ、というお話をさせていただきます。

向き不向きが激しい理由

 システム開発はITが絡む仕事ですので、プログラミングが難しいのかな?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。確かにそれもありますが、大きな要因は以下のように思います。

①ストレスが強くかかる(労働時間・精神負荷)
②仕事のスパンが長い
③IT関連の知識が必要になる

以上になります。順番に見ていきましょう。

ストレスが非常に強くかかる仕事の一つだと思います。納期がきつかったり、炎上しているプロジェクトですと、毎日22:00を過ぎて退社、酷い時は時間を跨いだり徹夜することもあります(逆に閑散期は定時に帰れることもあります)。また、ミスが許されず、納期が絶対の仕事(ミスが炎上に繋がります)ですので、常にプレッシャーにさらされます。②で述べますが、それが長期間続くのですね。

1つのプロジェクトにかかる期間は概ね半年~数年です。その間、特に設計の担当などになると、年柄年中そのプロジェクトに拘束されます。例えそれが面白くない分野の仕事だったとしても、ずーっと続けなくてはなりません。年という単位は大きくてですね、次はあっちの仕事がしたい!と思っても、ある程度キャリアが会社側から固められてしまうので、なかなか抜け出せなくなってしまうという問題もあります。さらにプロジェクトが終わった後も、お客様のシステムは動き続けますから、ずーっとそのお守りをし続けなければなりません(保守といいます)。つまり長年働いても、担当できる分野の仕事というのはそれほど多くなく、意外と狭いスキルやキャリアしか積めなかったりします。

これはよく言われますが、それほど重要ではありません。適性に差はあれど、プログラミングは誰でも覚えられます。それに多くのシステム開発で必要なIT知識というのはそれほど高度ではありませんし、技術の陳腐化というのも言われているほど多くは発生しません。そもそもプログラミング言語なんて一つ二つ覚えてしまえば、次覚えるときは数日なんですけどね。楽勝です。完璧に使いこなすには時間が必要ですけど。というわけで、プログラミングが嫌いとか、PCを見るのすら嫌だとか、そういうレベルじゃなければ大丈夫だと思います。

SEとPGについて簡単に

 システム開発に当たっては、大きく分けて2つの職種の人たちが関わってきます。それがSE(システムエンジニア)とPG(プログラマ)です。これら二つの職種について簡単に解説を入れておきます。

まずSEです。SEはシステムを作るためにお客様からヒアリングをして、それを元に設計書を作るのが仕事です。また提案の段階では、お客様に製品の説明やシステム概要のプレゼンをしたり、見積もりを作ったりもします。また、プロジェクトが始まれば、後に述べるプログラマの作業進捗管理をしたりすることもあります。

次にPGです。PGはSEが書いた設計書を元にプログラミングをするのが仕事です。また他のPGが作ったプログラムをテストしたりもします。このポジションは担当範囲が狭く、基本はプログラミングをする仕事と思っていただければよいでしょう。

実は普通のサラリーマン

 システム開発自体は何十年も前からある仕事ですが、その手法はあまり大きく変わっていませんし、今後もそれほど大きくは変わらないと思います。つまり何年経ってもそれほどやることは変わらないので、SEという職種に限れば、上記で述べたようにザ・サラリーマン的な雑務のお仕事ですので、事務職と営業職と専門職の間くらいの、普通のサラリーマンという感じの仕事です。PGも同様なんです。設計書通りに開発することになりますから、むしろ工夫などもあまり許されないので、それほど高度なスキルが求められる仕事ではありません。

つまりここで問題なのは、システム開発という仕事に、技術者としてのやりがいを求める方は不向きであるということですね。使う技術に多少の変化はありますが、大枠で見ればやることは変わり映えしないので、技術者として力を伸ばしたいのであればオススメは致しません。

将来は不透明

 多くの会社ではすでにシステムが導入されています。特に日本という先進国ではそれが顕著ですね。業務系システムというのは、会社の枠組みが大きく変わったり、使われている技術がどうしても現代のコンピュータに対応できなかったりしない限り、あまり変える必要のないものです。ですので国内の新規開発というは今後減りますし、海外システム開発の考え方が違うので、あまり日本は進出できないでしょう(NTTは出ていきましたが、どうなんでしょうね)。そう考えれば、今後仕事が減っていくのは間違いありません。小企業などではまだ導入されていないところもありますが、近年では格安のクラウドERPパッケージ(Web上ですぐに使えるインスタントな業務システム)も続々開発されており、そこにSEという職種は必要ありません。

ただし、日本中に沢山の会社があり、その会社の中で動いているシステムがある限り、そのお守が必要ですから、この仕事はなくならないでしょう。また、AIやRPAの導入は期待されているので、そういう仕事の需要はあるように思います。しかし、どれほどの会社でそれが出来るのか疑問です。業界の平均年齢が高いだけではなく、風潮として技術を軽視する傾向にあるので、すんなりと新しい技術が入ってくるようには思いません。ワタクシの居る会社はそこそこの大手ではありますが、今のところ全く舵を切れていませんね。今後おいしい仕事をしたいならば、かなり優秀な会社を選ぶ必要があるでしょう。もしかするとシステム開発会社ではない、ハイテクIT企業が参入してきて、市場を奪われる可能性もあります。最後は妄想でしたが、ひとまず将来は不透明でございます。

優秀なサラリーマンを目指す人向き

 総評としては、バリバリと仕事をこなすビジネスマン志向の方に向いている仕事と言えるかもしれません。曲りなりにも企業のIT導入を司る仕事ですから、自ずとITリテラシーは高くなります。世の中でITが叫ばれる中で、一時(一生でもいいですが)身を置くのには良い環境であるように思います。

システムの開発だけでなく、AI・BI・RPAなどに精通した現代型のSEとなれれば、六本木の上層階に自宅を持てるようになれるかもしれません。そのためには、個々の技術に関する職人気質よりも、様々な技術を組み合わせて使うコンサル気質の方が重要になるのではないでしょうか。

適性のある方にとっては非常にやりがいがある仕事ではないでしょうか。ただし最後に言わせていただきますと、会社は良く選ばれたし!

以上、ありがとうございました。